最も高額なのは? J2日本人選手、市場価値ランキング1位。神戸で失速→J2で大復活! 東京五輪世代の1億超プレーヤー
明治安田J2リーグの2024レギュラーシーズンが終了した。J2で最も高い市場価値を持つ日本人選手は誰なのか。今回、フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は11月24日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
1位:郷家友太(ベガルタ仙台) 生年月日:1999年6月10日 市場価値:80万ユーロ(約1億2800万円) 2024リーグ戦成績:38試合5得点4アシスト J2リーグで市場価値が最も高い日本人選手は、ベガルタ仙台の郷家友太だ。その額は、チームメートの中島元彦と同じ80万ユーロ(約1億2800万円)に達している。 郷家はジュニアユースまで仙台の育成組織でプレーしたあと、青森山田高等学校で活躍し、ヴィッセル神戸でプロキャリアをスタートさせた。 プロ1年目から神戸でJ1リーグ22試合に出場した郷家は、東京オリンピック(五輪)の候補に入るなど将来を嘱望されていた。2021シーズンには神戸でリーグ戦32試合に出場し、順調に成長。2022年1月には市場価値が自身最高の90万ユーロ(約1億4400万円)に到達した。 しかし、2022シーズンは出場機会が激減。リーグ戦18試合のうち先発は8試合にとどまり、市場価値も70万ユーロ(約1億1200万円)まで下落。2023シーズンに古巣仙台へ復帰した。 仙台復帰1年目となる2023シーズン、郷家は10得点を挙げ、チームがJ2で16位に低迷する中で奮闘。市場価値は85万ユーロ(約1億3600万円)に再上昇した。 2年目の今シーズンはリーグ戦38試合で5得点4アシストを記録。ゴール数こそ半減したが、アシストは上昇した。J2最終節の大分トリニータ戦では決勝点を決め、チームをJ1昇格プレーオフ進出へ導く劇的な活躍を見せた。 今シーズン前半は得点が伸び悩み、市場価値は6月のアップデートで80万ユーロに減少した郷家だが、最終節の活躍を含めて次回の評価アップが期待される。
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