ツエーゲン「必ずJ2へ」 金沢でシーズン報告会 サポーター400人に抱負
サッカーJ3ツエーゲン金沢の2024シーズン報告会は3日、金沢市のANAクラウンプラザホテル金沢で開かれ、参加した選手はサポーターら約400人を前に来季のJ2昇格を誓った。畑尾大翔主将は1年でのJ2復帰がかなわなかったことに悔しさをにじませ、「優勝して昇格を必ず成し遂げられるよう、皆さんと一緒に戦っていく」と抱負を語った。 畑尾主将は「新生」のスローガンを掲げて戦ってきた1年を振り返り、「今季の悔しさを5年後、10年後につなげていかなければならない」とチームとしての成長が不可欠だと強調。能登半島地震に触れ、「ツエーゲンが発展することで、石川県を盛り上げ、能登の皆さんにとって明るい話題となると信じている」と来季の奮闘を約束した。 冒頭、和田昌裕ゼネラルマネジャーはあいさつで、今年開設した金沢ゴーゴーカレースタジアムでの熱い応援に感謝し、「来季も多くの人にスタジアムに来てもらいたい」と呼び掛けた。来賓を代表して茶谷義隆七尾市長があいさつし、北野孝一石川県サッカー協会長の発声で乾杯した。 選手は写真撮影やサインなどで参加者と交流した。5年、10年の継続パートナー企業を表彰し、サイン入りグッズなどが当たる抽選会で盛り上がった。 J3に降格して1年目の今季は13勝11分け14敗で12位に終わった。引き続き指揮を執る伊藤彰監督は「来年に皆さんと喜び合えるよう、チームで努力していく」と述べた。 ●塚元と契約更新 ツエーゲン金沢は3日、MF塚元大(23)と契約を更新したと発表した。今季、J1ガンバ大阪から完全移籍し、11試合に出場した。