J1リーグ最高額はどこだ! クラブ市場価値ランキング11~20位。上位進出を狙うのは?【2024年最新版】
14位:アビスパ福岡 監督:長谷部茂利 2023リーグ戦成績:7位(15勝6分13敗) 総市場価値:1093万ユーロ(約15億3020万円) 最高額選手:前寛之 2023シーズンのJ1でクラブ歴代最高順位の7位となり、YBCルヴァンカップ初優勝も成し遂げたアビスパ福岡だが、総市場価値は1093万ユーロ(約15億3020万円)でリーグ14位だ。 チーム最高額は、100万ユーロ(約1億4000万円)の市場価値が付いている前寛之である。昨季のYBCルヴァンカップMVPに輝いたボランチは、福岡の攻守のカギを握る存在だ。 新戦力では、サガン鳥栖から加入した岩崎悠人が最高額で70万ユーロ(約9800万円)が付いている。ブラジルで経験を積んだ22歳の松岡大起は60万ユーロ(約8400万円)だ。昨季サンフレッチェ広島でプレーしたスイス人のナッシム・ベン・カリファは50万ユーロ(約7000万円)となっている。 福岡は今オフに、2シーズン連続2桁得点を達成した山岸祐也や、中盤の要だった井手口陽介が退団している。昨季の成功を繰り返すのは厳しい陣容にもみえるだけに、新しい力の台頭に期待したいところだろう。
13位:柏レイソル 監督:井原正巳 2023リーグ戦成績:17位(6勝15分13敗) 総市場価値:1305万ユーロ(約18億2700万円) 最高額選手:細谷真大 2023シーズンのJ1で最終節に残留を決めた柏レイソルは、総市場価値がリーグで13位だ。 チーム最高額は日本代表FWの細谷真大で、160万ユーロ(約2億2400万円)が付いている。2位はマテウス・サヴィオと古賀太陽の100万ユーロ(約1億4000万円)で、細谷が群を抜いて高い。昨季14得点を決めたストライカーは、市場価値としても柏をけん引する存在だ。 昨季途中に期限付き移籍で加入して活躍した犬飼智也(50万ユーロ=約7000万円)は、完全移籍に切り替わった。そのほかには野田裕喜(60万ユーロ=約8400万円)、白井永地(50万ユーロ)、島村拓弥(25万ユーロ=約3500万円)とJ2で結果を残した選手たちが加入している。 柏は山田康太、仙頭啓矢、椎橋慧也といった主力級が抜けた穴を埋められるかが気になるところ。シーズン中に飛躍的に価値を高める選手が現れなければ、再び熾烈な残留争いに巻き込まれる可能性もありそうだ。