J1リーグ最高額はどこだ! クラブ市場価値ランキング11~20位。上位進出を狙うのは?【2024年最新版】
18位:北海道コンサドーレ札幌 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 2023リーグ戦成績:12位(10勝10分14敗) 総市場価値:1025万ユーロ(約14億3500万円) 最高額選手:菅大輝 北海道コンサドーレ札幌は、近年J1の中位が定位置になっており、2023シーズンも12位だった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督体制7年目は、総市場価値18位でスタートする。 今オフに多くの選手が入れ替わった札幌だが、市場価値の上位は残留組だ。最高額は菅大輝の120万ユーロ(約1億6800万円)。昨季リーグ戦で33試合に出て3得点2アシストを記録した主力は、チームで唯一の100万ユーロ(約1億4000万円)超プレーヤーである。 2位にはスパチョークと浅野雄也が80万ユーロ(約1億1200万円)で並んだ。新加入の最高額は、長谷川竜也の70万ユーロ(約9800万円)となっている。 その他の新加入選手では、鈴木武蔵が45万ユーロ(約6300万円)の市場価値となっている。2021年に市場価値を200万ユーロ(約2億8000万円)まで高めたあとは下落が続いているが、札幌では2019シーズンに14得点を記録するなどファンは良いイメージを持っている期待の戦力だ。 岡田大和や田中克幸といった大卒ルーキーは1年目から期待されているが、現時点で市場価値は付いていない。多くの新戦力を迎えているだけに、ミシャ監督の手腕が試されるシーズンと言えるかもしれない。
17位:ジュビロ磐田 監督:横内昭展 2023リーグ戦成績:J2・2位(21勝12分9敗) 総市場価値:1070万ユーロ(約14億9800万円) 最高額選手:マテウス・ペイショット 2023シーズンにJ2で2位になってJ1に戻ってきたジュビロ磐田は、1070万ユーロ(約14億9800万円)の総市場価値だ。 チーム最高額が付いているのは、新戦力FWのマテウス・ペイショットである。市場価値150万ユーロ(約2億1000万円)は、2位リカルド・グラッサの80万ユーロ(約1億1200万円)の2倍近い金額。昨季9得点を決めたドゥドゥがジェフユナイテッド千葉に移籍したこともあって、新たなエースとして期待は高まる。 そのほかにも今オフはブラジル人の加入が多く、浮沈のカギを握りそうだ。市場価値50万ユーロ(約7000万円)のブルーノ・ジョゼは、突破力が武器の右ウイング。中盤の底でチームを引き締めるレオ・ゴメスは市場価値5万ユーロ(約700万円)、21歳のFWウェベルトンはまだ市場価値が付いておらず、これからブレイクの可能性がある。 新加入のブラジル人選手がすんなりと適応すれば躍進もあり得るが、そこでつまずくと残留争いに巻き込まれる危険もありそうだ。