踏切事故ゼロへ 駅員や警察が注意呼びかけ 群馬
踏切での事故を防ごうと、JR東日本高崎支社や群馬県警などが3日、ドライバーに注意を呼びかけました。 県総合交通センターで行われた「踏切事故0キャンペーン」は、「冬の県民交通安全運動」に合わせて、JR東日本高崎支社が県警などと去年から行っているものです。 今年は東武鉄道も参加し、合わせて約30人の駅員らが免許更新を終えたドライバーに事故防止を呼びかけました。 会場には、踏切の模擬装置が用意され、JR東日本の運転士がドライバーらに踏切内に閉じ込められた際の脱出方法や、列車の運転士に異常を知らせる「非常ボタン」の操作方法などを説明しました。 また免許返納後の新たな交通手段として、目的地までのルートを案内し、支払いの手続きもできるアプリ「GunMaaS」の利用を提案するコーナーも設けられました。 県警によりますと、今年の県内における踏切での人身事故は、4月に高崎市で9歳の女の子が列車にはねられ死亡した1件だということです。