蛇を描いた御朱印2種類配布「脱皮して成長できる年に」 長崎市の諏訪神社
長崎市上西山町の諏訪神社は、2025年の干支(えと)「巳(み)」にちなみ、蛇を描いた御朱印を1日午前0時から配布する。「運気上昇」「開運招福」の2種類でそれぞれ3千枚を用意しており、初穂料は1枚千円。 【写真】白蛇のお守り 来年に創建400年を迎える諏訪神社は、厄よけや縁結び、海上守護の神様を祭るとされる。三が日の参拝客を20万人と見込み、臨時の巫女(みこ)など50人態勢で迎えるという。 干支にまつわる御朱印は毎年準備している。「運気上昇」は、金文字が目立つデザインで、100枚に1枚の割合で「巳」の字に蛇の目や舌を描き込んだ。「開運招福」は、女性職員がデザインした弁天様と蛇のたわむれる姿があしらわれている。 金運上昇に御利益があるとされる白蛇のお守りなども10種類ほどそろえた。権禰宜(ごんねぎ)の植木貴弥さん(26)は「蛇は脱皮するため、巳年は復活や再生の年と言われる。参拝客にとって成長できる年になってほしい」と話した。 (貞松保範)