【競泳】入江陵介が200m背泳ぎで5位も「スパッと負けることができたのでスッキリ」
◇KOSUKE KITAJIMA CUP 2024(19日~21日、東京アクアティクスセンター) 【画像】KOSUKE KITAJIMA CUP 2024の前日記者会見に出席した入江陵介選手 5大会連続の五輪出場を目指す入江陵介選手が男子200m背泳ぎ決勝に登場。5位に沈み、前日の男子100m背泳ぎに続いて優勝を逃しました。 ロンドン五輪で銀メダルに輝いたこの種目。スタート直後、一番速く浮き上がった入江選手は最初の50mを横一線でターンします。 しかし、そこから徐々に遅れ始めると、最後までノビのある泳ぎができず、1分59秒84の5位でフィニッシュしました。 レースを終えて入江選手は「大会前から自信のない試合は初めて。逃げ腰というか、遅いだろうなと思いながらやっていたので、そのままの結果が出てしまったのかなと思います。メンタルの部分ですごく苦しい大会でした」と、悩みをかかえながらの大会だったと話します。 それでも、これまで背泳ぎで日本競泳界のトップに君臨してきた入江選手は「ずっと国内で負けてはいけないという思いがあったなかで、スパッと負けることができたのでスッキリしています。次は挑戦者として若い選手たちを追いかけて、また戦える準備をしていきたいという気持ちにさせてもらった」と、フレッシュなライバルの出現を前向きに捉えます。 3月にはパリ五輪の代表選考会が開催。「非常に厳しい目を自分に持っています。そんな簡単に(パリ五輪に)行けないと思いますし、もう一度気持ち、泳ぎを切り替えないといけない時期だと思うのでしっかりと準備していきたいと思います」と、冷静に自身を分析しながらも、迫る大一番へ向けて強く意気込みました。 ◆男子200m背泳ぎ決勝 優勝 1分57秒40 竹原秀一 2位 1分59秒15 村上汰晟 3位 1分59秒37 山下結生 ――――――――――――――― 5位 1分59秒84 入江陵介