【ラグビー】RWC2027のロゴ・ビジュアルを発表。光とエネルギーの国・オーストラリアを表現。
男子ラグビーワールドカップ(RWC)2027オーストラリア大会のロゴとビジュアルアイデンティティが、国際統括団体「ワールドラグビー」の本部ダブリンの現地時間12月11日に発表された。 新たに制作されたブランドアイデンティティのイメージは、光とエネルギーの国・オーストラリアを表現し、オーストラリア人の精神性を反映しながら、その豊かな伝統と多様な社会と文化を称えている。 ロゴはオーストラリアの自然の美しさからインスピレーションを得ており、オーストラリアの太陽の暖かさと特徴的な大地を連想させる鮮やかなオレンジの色調を土台、に大いなる南の大地の海岸線、幾重にも重なる岩層、曲がりくねった川からヒントを得た曲線、そしてシームレスに流れるエネルギーが、RWCのボールを包み込んでいる。 ビジュアルアイデンティティに織り込まれたタペストリーは先住民アーティストのWe Are 27 Creativeによってデザインされた。先住民の文化において精神的に深い意味を持つオーストラリアの大地、海、空の3つの要素を象徴している。 デザイナーのリキ・サラム氏は「私たちのゴールは、アボリジニとトレス海峡諸島の文化を、現代的なデザインで表現することでした。出来上がったロゴには本当に感銘していますし、このデザインがRWC2027のビジュアルアイデンティティにシームレスに融合しています。そして同時に先住民と先住民文化を世界中に知ってもらえるきっかけとなると思います」と解説した。 RWC2027はこれまでの20から24に参加チーム数が拡大する。日本を含む、2023年フランス大会の4つのプールステージの上位3チーム(フランス、ニュージーランド、イタリア、アイルランド、南アフリカ、スコットランド、ウェールズ、フィジー、オーストラリア、イングランド、アルゼンチン、日本)はすでにRWC2027への出場資格を得ている。残り12枠の予選プロセスは8月にワールドラグビーより発表されている。大会は2027年10月1日から11月13日にかけて開催される。