「不完全燃焼な部分もある」陸上サニブラウンがメダル届かず思いを吐露 メダルまでわずか“0.17秒”
◇パリオリンピック2024 陸上 男子400mリレー 決勝(大会15日目=日本時間10日、スタッド・ド・フランス) 【画像】レース直後、悔しさをにじませた男子400mリレー日本代表の選手たち 男子400mリレー決勝で、日本は37.78秒で5位。銅メダルまでわずか0.17秒届かずメダル獲得を逃しました。 試合後に、サニブラウン・ハキーム選手と桐生祥秀選手が悔しさをにじませました。 予選から走順を変え、2走で走ったサニブラウン選手は、「自分はもっともっとできたかなと思います。メダルを取る選手は予選とは全く違う動きをしますし、この大舞台でいざというときに自分の100%以上200%ぐらいの力を出すところで、自分自身出し切りはしましたが、不完全燃焼な部分もあるので、もっともっとできたのかなと思います」と話しました。今大会を通し、「本当にものすごく悔しいですね。個人に関しては、今まで陸上をやっている中で1番悔しいくらい悔しかったです。4人もコーチ陣もサポートスタッフも全員含めて金メダルを狙ってここまできたので、手が届かなかったのは悔しいですね」と振り返りました。 桐生選手は、予選で2走を走り決勝ではメンバーから外れた柳田大輝選手について「ここに来るまで色んな選手の助けがありますし、ゴール入るぎりぎりまでリレーメンバー補欠や200の選手や柳田とかがサポートしてくれてここに来ているので、そのメンバーの思いを背負ってやはりメダルを取りたかったです」と話しました。 自分自身の走りは「もっと良い位置で上山(紘輝)に渡すことが仕事だと思ったので、足自体をもっともっと速くしないといけないと思いました」と反省点をあげました。リレーを振り返り「上山まで0.2秒早く持ってきたらメダルですし、0.4秒、0.3秒早ければ金メダルだったので、そこに関しては一人ひとりの課題を克服していきたいです」と締めくくりました。