村竹ラシッド、13秒14の好タイムで男子110m障害決勝へ 日本選手権/陸上
陸上・日本選手権第3日(29日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)男子110メートル障害準決勝が行われ、13秒04の日本記録を持つ村竹ラシッド(JAL)が向かい風1・0メートルの中、13秒14をマーク。パリ五輪参加標準記録(13秒27)はすでに突破しているが、それを上回る好タイムで決勝進出を決めた。2021年日本選手権決勝ではフライングで失格となり、東京五輪日本代表を逃した村竹。30日の決勝でリベンジを果たし、初の五輪代表をつかみ取る。 2組は阿部竜希(順大)が向かい風0・9メートルの下、13秒40で走ってトップ。21年東京五輪代表の高山峻野(ゼンリン)が13秒42の2着で準決勝を突破した。参加標準突破済みの野本周成(愛媛競技力本部)は13秒51の3着で決勝に進んだ。 男子110メートル障害は泉谷駿介(住友電工)が代表内定済みで、今大会は欠場。残り2枠をかけて30日の決勝で激突する。