もはや死活問題、「脱炭素」に取り組む物流関連の8銘柄
配送業務でもEVトラックが使われる比率が徐々に高まっているなど、物流業界でも脱炭素の動きが加速しています（写真：マハロ／PIXTA）
モーダルシフト――。トラックなどの自動車を使って行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や海運の利用へ転換することを指す。 環境省によれば、国内のCO2排出量は2019年度で11億0800万トンあり、そのうち18.6％の2億0600万トンを自動車、鉄道、航空機、船舶などの運輸部門で占めている。そして、このうち自動車部門が運輸全体の実に86.1％と大宗をなす（旅客自動車が49.3％、貨物自動車が36.8％）。
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野津 滋
