牧場でいつの間にか…馬が1頭増えていた 実は「出産」していた 妊娠した状態で牧場へ…スタッフも妊娠に気づかないまま出産
気が付くと、馬の数が1頭増えていた…そんな不思議な出来事が島根県益田市にある牧場で起きました。 一体どういうことかというと… 【写真を見る】牧場でいつの間にか…馬が1頭増えていた 実は「出産」していた 妊娠した状態で牧場へ…スタッフも妊娠に気づかないまま出産 島根県益田市にある「さんさん牧場」。 引退した競走馬など、8頭の馬たちに加え、ポニーやヤギ、ウサギたちもいて、乗馬体験などもできる施設です。 こちらはメスの「ジョア」7歳。 今年2月に栃木県から「さんさん牧場」にやってきました。 月日が経つうちに「ジョア」がだんだん太ってきたのでエサを少し減らそうかと考えていた矢先、9月23日の夜の出来事でした。 スタッフが見回りしていたところ、ジョアのそばに何かの生き物がいるのを発見。 確認したところ、なんと馬の赤ちゃんだったのです。 そう、「ジョア」は妊娠した状態で島根へやって来て、栃木のスタッフも含め、誰もまったく妊娠に気づかないまま、出産したのです。 さんさん牧場 担当者 「すごく驚きました。まさか仔馬が生まれるとは思ってなかったので、スタッフみんな驚いてなにごとかと」 生まれた赤ちゃんはメスで、生後10日の時点で体高90センチ・体重30キロ、母乳を上手に飲みときどき跳ねる姿も見られるとのことです。 さんさん牧場 担当者 「母馬はとても安産な様子でした。見つけた時にはお母さんが体をなめてましたので、赤ちゃんはとても元気で跳ねたりしてます。母乳もよく飲んでます。 見にきた人は、みんなかわいいねと喜んで見に来てます。仔馬を見る機会がなかなかないのでたくさん見に来てほしいです。 これから牧場のアイドルとして成長してほしいですし、もっと大きくなったら乗ったりできるといいなと思っています」 この日も赤ちゃん誕生の知らせを聞いた市内の家族連れらが訪れ、赤ちゃんにそっと触ったりして、触れ合っていました。 女の子は 「すごかった。お母さんの方がでっかかった。かわいかった。」 さんさん牧場は見学だけなら無料で、いつでも気軽に見に来て欲しいと話しています。
山陰放送