熊谷紗希が語る日本人選手の“特殊性”「私たちのプレースタイルは欧州選手と大きく違う」
海外で活躍する選手が倍増
ローマの日本女子代表(なでしこジャパン)DF熊谷紗希が『GOAL』の独占インタビューに応じ、日本人の特殊性を語っている。 熊谷は2011年からフランクフルトでプレーし、リヨン、バイエルンを経て、2023年にローマへと加入。ドイツへ渡った時、熊谷を含めて海外でプレーしていたなでしこジャパンは4人のみ。しかし、現在は長谷川唯や藤野あおば、浜野まいから16人の海外選手がいる。 熊谷は「やっとここまで来ました」と喜び、トップクラブが日本人選手を求めている理由をこう語る。 「日本の選手たちはちょっと...うまく言えないけれど、ちょっとした特別な存在だと思います。私たちのプレースタイルは、ヨーロッパの選手やアメリカの選手と大きく違います。チームに馴染むことができれば、チームのために多くのことをすることができるかもしれません。それが多くのチームが日本の選手を獲得したい理由だと思います」 一方で、「私たち日本人選手は、日本代表が勝つためにフィジカル的に多くのことを進化させる必要があります」とさらなる成長を求めた。