鈴木誠也、日本人右打者初の2年連続20号も…9回に痛恨の三盗失敗、カブスの連勝「3」で止まる
○ ドジャース 10 - 8 カブス ● <現地時間9月11日 ドジャー・スタジアム> カブスの鈴木誠也外野手(30)が11日(日本時間12日)、敵地でのドジャース戦に「3番・指名打者」で先発フル出場。3回の第2打席に20号の右越えソロを放ち、日本人の右打者では初の2年連続20号を達成した。 2-5と3点を追う3回の第2打席、一死無走者でドジャースの先発右腕・ミラーと対戦。1ストライク後の高めシンカーを捉えた打球は、速度101.9マイル(約164キロ)、飛距離382フィート(約116メートル)で右中間席に着弾する20号ソロとなった。 日本選手では松井秀喜、大谷翔平に次ぐ2年連続20本塁打を達成し、右打者では初の快挙。この日はドジャースの大谷が初回に47号の先頭打者弾を放っており、同学年のふたりがメジャーの舞台で“共弾”を披露した。 7-10と3点を追う9回の第5打席は、無死一塁でこの試合2つ目となる四球で出塁。その後、カブスは1点を返し、なおも一死一、二塁と好機は続いたが、6番・ブッシュの打席で二走・鈴木と一走・ベリンジャーがダブルスチールを仕掛けるも失敗。鈴木が三塁でタッチアウトとなり、反撃ムードは一気にしぼんだ。 カブスはそのまま敗れ、連勝は「3」でストップ。鈴木は3打数1安打1打点、2四球2得点を記録し、今季の打率は.274、OPSは.833となった。
BASEBALL KING