「復興牧場」元社長ら在宅起訴 牛の死骸を不法投棄 福島地検
牛の死骸を敷地内に不法投棄したとして、福島地検は26日、廃棄物処理法違反罪で、復興牧場「フェリスラテ」(福島市)の元社長ら2人と、法人としての同社を在宅起訴した。 認否は明らかにしていない。 起訴状によると、2人は2020年1月ごろから昨年6月ごろまでの間、子牛の死骸約1.4トンを同牧場の敷地内に埋めたとされる。 「フェリスラテ」は東京電力福島第1原発事故で避難した酪農家らが事業再開のために設立した共同牧場。県警が昨年7月に行った家宅捜索で、土の中から牛の骨が見つかっていた。