「野球を続けろよ」どん底の杉山一樹を救った甲斐拓也の言葉、巨人にFA移籍〝恩人〟に「感謝を込めて3球ストレートで」
ソフトバンクの杉山一樹投手(27)が18日、国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した甲斐拓也捕手(32)に「(対戦機会があれば)感謝を込めて3球、ストレートでいきます」と真っ向勝負を宣言した。 ■「あの小さかった真凜ちゃんが…」秋山幸二さん長女が花嫁姿【写真】 昨季はプロ5年目で初の1軍登板なしに終わった。春季キャンプ中の2月に右肘内側側副靱帯(じんたい)を損傷し、6月の復帰後には右足首靱帯(じんたい)を部分断裂するなどけがに泣かされた。 「(昨オフは)クビを覚悟していたので『今季で終わってもいい』という気持ちで頑張った。シーズン中は甲斐さんに『冗談だけど(野球を)続けろよ』という話をしてもらった」と明かした。 今季は救援でチーム最多タイの50試合に登板して4勝1セーブ、14ホールド、防御率1.61と活躍。「今年1年間、甲斐さんとすごくコミュニケーションも取れましたし、食事にも連れていってもらった。いろいろとサポートしていただいて、野球面でもたくさんお世話になった」と感謝した。 【#OTTOソフトバンク情報】
西日本新聞社