「梅雨型熱中症」命を落としかねない病にも…汗と湿度をコントロール!梅雨時期の「熱中症」対策【医学博士 伊藤敏孝】
梅雨時期は特に危険!家の意外な所に発生するカビ
カビが増えやすい環境は、気温20~30、湿度60%以上。そのため、今の時期は注意が必要だそうです。湿気がこもりやすい「エアコン」「浴室」以外に、家の中でカビが発生しやすい意外な場所を3つご紹介します。 <カビポイント(1)「カーテン」> 梅雨時期は、窓についた結露をカーテンが吸収しカビが生えやすい環境になるそうです。 <カビポイント(2)「観葉植物」> 観葉植物は、水やりをすると湿度が上がるのでカビが生えやすい環境になるそうです。見逃しやすいのは、葉っぱの裏。ご自宅の観葉植物を確認してみましょう。 <カビポイント(3)「ハンガー」> 洗濯物を部屋干しにしている場合は、ハンガーなどに要注意。湿ったハンガーをそのままにしておくとカビが生えてしまう場合があるので、こまめに乾拭きをすると良いそうです。
梅雨のジメジメ対策
<カビ予防のポイントは風のコントロール> カビを効果的に予防するためには、風をコントロールする事が重要だそうです。例えば、サーキュレーターを使う時は、向きが重要。上に向けて空気の流れを作る事で、湿度が高くなるのを防ぎカビの予防につながるのだとか。サーキュレーターは、湿度60~80%で使用するのがオススメ。風を上手に使って、ジメジメの季節を健やかに乗り越えましょう。 <梅雨時期の熱中症対策> 湿度が80%を超えると、サーキュレーターや水分補給などが必要になるそうです。梅雨の時期は、湿度が上がって汗を感じにくいので、部屋に湿度計を置く事がとても重要なのだとか。部屋の湿度をチェックして、熱中症を予防しましょう。 <外出時は長袖・長ズボンがオススメ!> 先生がオススメする外出時の服装は、通気性の良い長袖と長ズボン。リネン(麻)など通気性の良い素材の長袖は、効率よく汗を吸収するので体温が下がりやすいのだとか。一方、半袖のTシャツやタンクトップで肌が汗だらけの状態は汗が蒸発しにくいそうです。そのため、半袖の時はこまめに汗を拭き取る事が大切!ただし、乾燥したタオルは汗を取りすぎてしまうので、ウエットティッシュや濡れタオルで拭くのがオススメだそうです。