竹田麗央が最終盤に逆転しPO制して今季8勝目 米ツアー出場権獲得 初の年間女王も王手
<日米女子ツアー共催:TOTOジャパンクラシック>◇最終日◇3日◇滋賀・瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)◇賞金総額200万ドル(約3億円)、優勝賞金30万ドル(約4500万円) 【写真】プレーオフを戦ったマリーナ・アレックスとハグする竹田麗央 3打差4位で出た竹田麗央(21=ヤマエグループHD)が1イーグル、5バーディー、2ボギーの67で回り、通算15アンダーの201で並んだマリナ・アレックス(米国)とのプレーオフを制して今季8勝目を挙げた。大会優勝者に与えられる米ツアー出場権も手にした。 2番パー4、3番パー2と連続バーディー。前半の上がり2ホールで連続ボギーをたたいたが、後半に再上昇。10番パー4、13番パー5でスコアを伸ばすと、16番パー5でイーグルを獲得。同組でプレーする首位マリーナ・アレックスに1打差に詰め寄り、18番パー5でバーディーを挙げて追い付いた。プレーオフでは6ホール目でアレックスとの一騎打ちを制した。 来季の米ツアー参戦を目指し、12月の最終予選会にエントリーしていた。しかし今大会を制したことで、無条件で米ツアーの出場権を獲得した。大会前には「優勝をできればすごくいいけれど、そんなにうまくはいかないと思う。自分のやることにしっかり集中をして頑張りたい」と謙虚に話していた。雨の影響で大会は3日間に短縮されたなかで、最後まで自分のゴルフを貫いた。米ツアーの出場権だけでなく、国内ツアーの初の年間女王にも王手をかけた。