メインを任された璃久が「バズるKOで締めたい。覚悟を持って藤村さんとバチバチやる」、藤村も「自然にKO決着になる」【Krush】
「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月25日、都内で行われた。 今大会では前王者ジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)の王座返上に伴い開催される「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われる。準決勝第1試合の森田奈男樹(エイワスポーツジム)は69.9kg、小田尋久(TEAM3K)は69.55kg、準決勝第2試合の藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は69.8kg、璃久(HIGHSPEED GYM)は70.0kgで4選手とも規定体重をクリアした。勝者2名は8月18日の後楽園ホール大会で決勝を戦う。 今大会はタイトル戦が行われず、この2試合がセミファイナルとメインイベントとなる。 小田は「明日は一番盛り上がる試合を見せて、自分の筋肉と試合で会場を爆発させたい」、森田は「コンディションもばっちり。明日はいい試合を見せたい」、璃久は「明日は藤村さんとメイン。初めてのメインなので、そこを任されたからには2人で思い切り殴り合って、倒すか倒されるかで締めたい」、藤村「フェイストゥフェイスで璃久選手はすごいいい顔をしていた。僕も最高の準備ができているので、その辺をしっかり見ていただければ」などとそれぞれ語った。
メインを任された璃久は「バズるKOで締めたい。今回の大会は注目されてないと思う。僕もそう思う。今回、宮田さんは僕と藤村さんをメインにしてくれたが“いいのかな?”と俺も思ってもうたし。でも任されたからには絶対に盛り上げないといけない。会場に来てくれた人にだけにでも熱いものを見せないといけないし、ABEMAやいろいろなテレビで見てくれた人にも、その中で一人でも名前を覚えてもらわないといけない。注目されてない中でもみんなかけて、この日に向けてやってきた。そこは一番自信がある。それはやっぱりメインにしてもらったので、誰が何と言っても一番熱い試合をしないといけないから覚悟を持って藤村さんとバチバチやる。倒されてもいいし、倒すし。全然、かかってこいや!という感じ」と徐々に熱を帯びた口調に。藤村も「メインを任されたからには自分が何をするべきかは分かっている。多くを語ることもない。璃久選手が言ってくれたが、何をするべきかを考えて戦いたい」と返した。