「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」より

避けても避けても、なぜか身に降りかかってくるさまざまな災難やおかしな出来事、そして理不尽の数々を哀愁ただようタッチの漫画にし、X(旧Twitter)で発信をしている青木ぼんろ(@aobonro)さん。どこかで経験したことがあるシーンに、多くの共感の声が寄せられている。 【漫画】「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」本編を読む ※本記事は発売中の「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」から一部抜粋・編集しました。 今回は通い慣れたコンビニの店員さんに言われたアドバイスを信じきってしまったエピソード。信じた結果「あれ？」と思ったことはありませんか。 実はこのコンビニの店員さん、著者・青木さんの顔馴染みだったのだそう。朝や昼に行くとよく見かける“いつもの店員さん”でした、とにこやかに答えてくれた。 店員さんが言う「大丈夫」には不思議な説得力がある。「やっぱり店員さんのことを、“そこの店について何でも知っているプロ”だと思ってしまうふしがありますね。」と話す。プロが言ってるならという気持ちで従うのだが…「よく考えると別にそんなこともないんですけどね(笑)」と笑った。 ほかにも店員さんのアドバイスを信じて失敗した経験について聞いてみると、洋服店でのエピソードについて話してくれた。 「僕は肩幅が結構広い方なんですが、洋服店の店員さんに薦められてMサイズのジャケットを試着したら、肩がギチギチで…」と苦々しく言う。背中から真っ二つに破けるんじゃないかってくらい張っていたそうだ。サイズいかがですか？と言った店員さんが、試着室の扉を開けたときに、小さく「あっ」と言った顔を、青木さんは今でも忘れられないのだとか。 コンビニだけでなく、どの店舗でも、その道のプロである店員さんが言う「大丈夫」には、不思議な力があるのかもしれない…。今後も“恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない”けれど、どこか一大事にも感じるサラリーマン生活をお届けします。乞うご期待！