【2024上半期 写真蔵トップ10】第4位:全モデルが電動化された、「メルセデス・ベンツ 新型Eクラス」
さらに進化した、世界のプレミアムセダンの指標
Webモーターマガジンの夏休み特別企画として、2024年1月から7月に掲載した「写真蔵」から、人気の車種をカウントダウン形式でプレイバック。第4位は、全モデルが電動化された、メルセデス・ベンツ 新型Eクラスだ。 【写真はこちら】 従来型と比べて、全長・全幅ともわずかに大きくなった。ホイールベースも20mm長くなりキャビンを拡大。(全15枚)
世界で累計1600万台以上の販売台数を誇る、メルセデス・ベンツの中核をなすEクラス。そのルーツであるW124型が1993年のマイナーチェンジで「Eクラス」と呼称を変えてから、今回の新型は6代目にあたる。 エクステリアでは、短いフロントオーバーハングと長いボンネット、大きく後退させたグリーンハウスが特徴的。メルセデス伝統の「キャブバックワード」デザインに続くリアは、均整の取れたオーバーハングを備える。フロントまわりはメルセデスの電気自動車を想起させるデザインで、スリーポインテッドスターをあしらったテールランプも特徴的だ。 インテリアでは、オプションの助手席一体型ディスプレイの「MBUXスーパースクリーン」を選択すれば、ダッシュボード全面がディスプレイとなる。センターコンソールはダッシュボード下端まで直線的に伸びて融合している。 日本仕様のパワートレーンは、今のところ2L 直4ガソリンターボ+ISG(E200とE300)、2L 直4ディーゼルターボ+ISG(E220d)、2L 直4ガソリンターボ+モーターのPHEV(E350e)を設定。全モデルが電動化された。 安全運転支援システムの「インテリジェント ドライブ」をはじめ、新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)、iPhoneに対応したデジタルキー、テレマティクスサービスなど、安全&快適装備はハイレベルで充実。新型Eクラスは世界のプレミアムセダンの指標として、さらに進化したようだ。
メルセデス・ベンツ E200アバンギャルド 主要諸元
●全長×全幅×全高:4960×1880×1470mm ●ホイールベース:2960mm ●車両重量:1790kg ●エンジン:直4 DOHC+モーター ●総排気量:1997cc ●最高出力:150kW(204ps)/5800rpm ●最大トルク:320Nm(32.6kgm)/1600-4000rpm ●モーター最高出力:17kW/1500ー2500rpm ●モーター最大トルク:205Nm(32.1kgm)/0-750rpm ●トランスミッション:9速AT ●駆動方式:FR ●燃料・タンク容量:プレミアム・66L ●WLTCモード燃費:14.3km/L ●タイヤサイズ:225/55R18 ●車両価格(税込):894万円
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