水温7度 極寒の川を締め込み姿の男衆が渡る火祭り 宇佐市で1300年続く鷹栖観音鬼会 大分
4日夜、たいまつを手にした男衆が極寒の川を渡る新春恒例の火祭りが宇佐市で行われました。 およそ1300年の歴史を持つ鷹栖観音鬼会。その年の無病息災を願い毎年1月4日に宇佐市で行われている伝統行事です。4日夜は締め込み姿の男衆およそ30人が威勢の良い掛け声とともに大きな松明を手に水温7度と極寒の川を歩いて渡りました。このあと高さおよそ10メートルのドンドに火をつけた男衆は二手に分かれ、手にした松明を激しくぶつけ合いました。 (見物客)「迫力があって1年元気に過ごせそうで良かったです」 集まった見物客は暗闇に舞う火の粉を浴びて、この1年を穏やかに過ごせるよう願いました。
大分放送