「残留しても出場時間は与えない」チェルシー指揮官、構想外選手の放出のために圧力をかける「厳しい警告」
チェルシーに所属するFWラヒーム・スターリングなど複数の選手は、今季開幕前に指揮官から構想外であることを告知されてチームを去ることを促されていた。英メディア『90MIN』は現地時間29日に、チームを率いるエンツォ・マレスカ監督が構想外選手に対して圧力とも取れるコメントを残したことを報じていた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ スターリングやDFベン・チルウェル、同クラブのアカデミー出身DFトレヴォ・チャロバーなどは、シーズン開幕前に指揮官から構想外であることが伝えられていた。すでにクラブは、スターリングとチャロバーが昨季背負っていた背番号を剥奪して、新加入選手であるジョアン・フェリックスとペドロ・ネトに与えており、今夏移籍するように圧力をかけている。 マレスカ監督はスターリングに何かアドバイスはあるかと問われると、「私のアドバイスは、彼は自分が何をすべきかを正確に知っているということだ。彼は私のアドバイスを必要としていない」と述べた上で、「私は選手に対して正直でありたい。ラヒームに対しても、私はまったく同じだ。関わっていない選手は、全員、関わるつもりのない選手であり、残留するとしても出場時間は与えない」と、残留しても出場機会はないことをあらためて強調していた。 同メディアは、「追放されたチェルシーのスターたちに厳しい警告。マレスカは移籍期限前にプレッシャーを強めた」と述べた上で、「ラヒームだけの問題ではない。現時点で別々にトレーニングしている選手全員がそうだ。移籍期間が終わった時点で、彼らに出場時間は与えられない。私はすでに彼らに明確に正直に伝えてきた」と、すでに構想外となっている選手に対しては今後チャンスがないことを繰り返す、マレスカ監督のコメントを伝えている。
フットボールチャンネル編集部