「陸上界の女神」アリカ・シュミットが800m転向決意「持久力に集中」1年振り返る写真も公開
「陸上界の女神」アリカ・シュミット(26=ドイツ)が11日までに、自身のインスタグラムを更新。パリオリンピック(五輪)では女子と混合の1600メートルリレーに出場するなど400メートルが本職だったが、800メートルに転向する意向があることを明かした。 「パリのあと、新しいことに挑戦しています。800メートルや600メートルを走り、楽しかった。とてもワクワクしています」とすでに距離を伸ばす練習を開始している。「400メートルも走るつもりですが、今のところトレーニングでは持久力の部分に集中します。22年にはパリ五輪のあとは800メートルにと決めていたので来年頑張ります」と決意を表した。 投稿では「たくさんのハイライトが詰まった永遠に残る思い出」と題し、世界選手権やヨーロッパ選手権、パリ五輪などの写真を添付し、1年を振り返った。 ファンやフォロワーも「新しい800メートルの獣に」「新しい目標に興奮します」「800メートルの女王に会うことが待ち遠しい」「オリンピアンの女神」「ロスでは800で金を」「来年の世界陸上東京大会に来てください」などの激励の言葉が寄せられた。 パリ五輪では、女子と混合の1600メートルリレーに出場したが、メダル獲得はならなかった。すでに来年の世界陸上や28年ロサンゼルス五輪出場に向けて、本格的にトレーニングを再開している。