正しい姿勢を知ったうえで各製品の特徴や機能をプロと一緒に比較するのが“正解”への近道!専門店が教えるワーキングチェアの選び方
集中したいときにもリラックスしたいときにもコレ
Ergohuman「PRO2 Ottoman」(15万1800円) 【ハイブランドチェアのなかでオットマン付きは意外と少なく、店頭でもこれくらい。もちろん仕事中は使えませんが、休憩時や仕事終わりの映画鑑賞のときにはリラックスできてオススメです】(伊藤さん) 前傾チルト機能搭載で、座面を前傾にすることで太もも裏の圧迫を防ぎ、デスクワークに集中できる。体を休めてゆったりと読書などをしたいときには、オットマンを引き出して足を預けてリラックスできる。4Dアームレストやヘッドレストの角度調節もできるフラッグシップモデル。
機能性盛りだくさんでコスパ良好
Ergohuman「ENJOY2 High」(9万9000円) 【やはり背面のメッシュは通気性が良く、暑がりな方にも人気が高いです。こちらも8月にモデルチェンジしましたが、価格は据え置きでお買い得なまま。手の届きやすいモデルです】(伊藤さん) オットマンこそないが座面前傾チルト機能や4Dアームレストなど、エルゴヒューマンの基本的な機能を搭載しておりコスパにも優れる。着座した時に背中全体をランバーサポート一体型の背もたれが支えてくれるので、長時間座り続けるデスクワーカーにオススメだ。
デザインや機能はそのままに環境に配慮して進化
Herman Miller「Aeron Chair Remastered」(24万9700円) 【メッシュのワークチェアを初めて世に出したと言われるのがこの「ハーマンミラー」です。このモデルは前傾姿勢にできるので、ペンを使った書き仕事やイラスト仕事をする方に特に好まれています】(伊藤さん) 人間工学に基づいて設計されたハイクオリティなワークチェアの決定版。優れた体圧分散と、脊椎全体をサポートするバランスの取れたデザインは1994年の発売以来愛され続けている。リサイクル素材と海洋プラスチックを取り入れることで地球に優しいチェアに進化した。
360度グライディングで揺れながら集中力も持続
KOKUYO「Ing」(13万3760円) 【筋肉を動かすことで血流も良くなるので、長時間作業するときは適度に動くのがオススメ。私も動かずにずっと座り続けるのが苦手なので、会社ではこのチェアを愛用しています】(伊藤さん) 2層のメカの組み合わせによって、前後左右に揺れることができる360°グライディング機能が新しい。体をサポートしながらまるでバランスボールに乗っているように体を揺らすことができるので、運動効果も期待できる。この心地よいリズムで自然と作業に集中できるハズ。