【ファンタジーS・生情報】前走3着でも度外視可能! 鞍上・団野も好感触のダンツエランに要注意
[GⅢファンタジーステークス=2024年11月2日(土曜)2歳牝、京都競馬場・芝外1400メートル] りんどう賞(3着)からの巻き返しを狙うダンツエラン(牝2・本田)は1日朝、角馬場で入念にダクを踏んで前日調整を終えた。前走は最内枠もあって逃げの手に出たが、後続の目標にされたうえに、先頭に立ってふわふわしてしまった。敗れたとはいえ、度外視できる一戦だけに決して力負けではない。 栗東ウッドでの最終追い切りは、新馬戦でVに導いた団野を背に馬なりのままラスト1ハロン11・0秒(6ハロン83・5秒)と超抜の伸びを見せた。「(団野)大成が『初戦よりも走りのバランスが良くなって、しまいも思った以上に反応してくれた』と言って好感触でしたね」と担当の橋本助手も自信を持ってレースへと送り出す。 「調教でも先頭に立つと物見をするので前走は逃げる競馬も良くなかったと思う。タメたほうがはじける馬で初戦のように前に目標があったほうがいい。跳びが大きいのでできれば乾いた馬場でやりたいけど、かき込むような走法なのでこなせないことはないと思う。ここに入っても楽しみな状態になっているので、ポンポンといっても不思議はない馬ですよ」と橋本助手の視線の先には阪神JF、来春の桜花賞がハッキリと見えている。もしかすると、今回のファンタジーSは通過点になるかもしれない。
東スポ競馬編集部