【アルゼンチン共和国杯】昨年は推奨馬ダブル激走!「好走の法則」に合致した注目の1頭
アルゼンチン共和国杯(G2、東京芝2500m)には、シンプルながら高い信頼度を誇る「好走の法則」が存在します。 【アルゼンチン共和国杯】重賞最強データ!血統&厩舎の2冠を獲得した優勝候補 本当にカンタンです! 昨年は『毎年のように馬券内!「好走の法則」に合致した有力候補』の記事で取り上げた2着マイネルウィルトス(5人気)、3着ヒートオンビート(4人気)が揃って馬券に絡みました。 ズバリ、アルゼンチン共和国杯は過去1~3着に入ったことがある「リピーター」と、「目黒記念(G2、東京芝2500m)1~3着馬」に注目して下さい! ▼目黒記念、AR共和国杯1~3着馬の主な成績 ・ヒートオンビート 21年 目黒記念2着(2人気) 22年 AR共和国杯3着(3人気) 23年 目黒記念1着(4人気) 23年 AR共和国杯3着(4人気) ・マイネルウィルトス 21年 AR共和国杯2着(4人気) 22年 目黒記念2着(6人気) 23年 AR共和国杯2着(5人気) ・オーソリティ 20年 AR共和国杯1着(3人気) 21年 AR共和国杯1着(1人気) ・ムイトオブリガード 18年 AR共和国杯2着(1人気) 19年 AR共和国杯1着(2人気) (※過去5年) 昨年の記事でも強調したとおり、東京芝2500mは基本的に目黒記念とアルゼンチン共和国杯のみの特殊条件。23年より10月の東京開催で条件戦が1鞍だけ組まれるようになったものの、オープンクラスでは年に2回しか使用されない舞台となります。 東京2400mのスタート地点を100m延ばしたところが発走地点ながら、坂下からスタート後すぐに上りとなるため、直線の坂を2回駆け上がるのが特徴。瞬発力に加えて2回の坂超えを耐えうるスタミナや持久力が必要で、好走するには芝2400mとは違った適性が求められます。 そのためアルゼンチン共和国杯と目黒記念は、実績に応じて負担重量が重くなるハンデ戦にも関わらず続けて馬券になる馬が続出! 先ほど紹介したヒートオンビートやマイネルウィルトスの戦績は典型例でしょう。補足として2頭は今年の目黒記念では前者や7着、後者は5着に敗れたとはいえ、どちらも勝ち馬との差は1馬身半程度。しかも他馬より重いハンデを背負っていました。 過去の傾向から、やはり狙いは過去のアルゼンチン共和国杯、目黒記念1~3着馬。今年は常連マイネルウィルトスに加え、東京芝2500m重賞期待の新顔、クロミナンス(24年目黒記念3着)が出走してきました。 クロミナンスは御年7歳も3度の骨折によりレースに使った回数が少なく、脚元の不安が解消した23年秋の復帰後は4戦して「1→3→2→3着」と成績は安定。しかも前走の目黒記念でアタマ差敗れた2着シュヴァリエローズは次走でG2京都大賞典を快勝しているだけに、この馬も要注目の1頭です!
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