土俵際で衝撃の大逆転! 0.2%の“特殊技”が見事に決まった瞬間「足残ってる」「素晴らしい」
<大相撲九月場所>◇六日目◇13日◇東京・両国国技館 三段目の取組で“0.2パーセントの特殊技”が決まる衝撃の逆転劇が起きた。まさかの展開に客席からはどよめきが起き、ファンも「ひゃ」「ナイス」と驚きの声を上げた。 【映像】まさかそこから…衝撃の逆転劇 三段目五十八枚目・清の花(出羽海)と三段目五十九枚目・北勝栄(八角)の一番。身長177センチ・体重99.8キロと小兵の清の花に対し、北勝栄は身長189.8センチ・体重130.8の大きな体の持ち主だ。立ち合いからすぐに左四つに組んだ両者。まわしを引いてがっぷり四つになると、体格で勝る北勝栄が胸を合わせて詰め寄っていった。土俵際、ピンチとなった清の花だったが、俵で踏ん張るとそこから鮮やかにうっちゃりを決め、北勝栄の大きな体を豪快に裏返した。衝撃の大逆転に観客も「おお!」とどよめいた。 両者の体が落ちるのが同時ではないかと物言いがついたものの、協議の結果、北勝栄の手が先についており、軍配通り清の花の勝ちとなった。決まり手は“うっちゃり”で、日本相撲協会の公式ホームページによれば発生割合0.2パーセント、決まり手ランキング25位の比較的珍しい特殊技だ。近年では前頭三枚目・若元春(荒汐)が得意技としていることでも知られる。勝った清の花は2勝目。敗れた北勝栄は2敗目を喫した。 清の花の逆転劇に、視聴者も「ひゃ」「うっちゃりにいった」「ナイス」「足残ってる」「素晴らしい」と驚きの声を上げていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
ABEMA TIMES編集部