2022年にソウルの繁華街・梨泰院で159人が犠牲になった雑踏事故が発生した際に上部を白色に光らせる哀悼のライトアップが行われたロッテワールドタワー＝（聯合ニュース）

【ソウル聯合ニュース】韓国南西部の務安国際空港で発生した旅客機事故の犠牲者を追悼するため、30日から「国家哀悼期間」終わる来月4日までソウルの超高層ビル、ロッテワールドタワーで追悼のライトアップが行われる。同タワーを運営するロッテ物産が明らかにした。 　点灯時間は午後5時30分から午後10時まで。 　ロッテワールドタワーでは2022年にソウルの繁華街・梨泰院で159人が犠牲になった雑踏事故が発生した際にも上部を白色に光らせる哀悼のライトアップが行われた。 　また31日夜にロッテワールドタワーで開催される予定だった新年カウントダウン行事も中止になった。 　そのほかにもソウルのテーマパーク「ロッテワールドアドベンチャー」と釜山のテーマパーク「ロッテワールドアドベンチャー釜山」ではすべてのパレードが来年1月4日まで中止になった。1月4日まではステージやストリートでの公演、花火の打ち上げも行われない。 　31日にロッテワールドアドベンチャーで開催予定だった新年カウントダウンイベントも中止になり、前売りチケット購入者には払い戻しが行われるという。 　ホテル「グランドハイアットソウル」も犠牲者追悼のため、31日に計画していた花火の打ち上げを中止にした。 　乗客乗員計181人を乗せたタイ・バンコク発のチェジュ航空機は29日午前9時ごろ、胴体着陸して滑走路を逸脱し空港の外壁に激突。乗員2人を除く179人の死亡が確認された。