大分県と熊本県をまたぐ路線バス「杖立線」 は80年以上の歴史を持つ名門すぎる路線だった!!
■スルーしてしまうには惜しい場所
日田バスターミナルを出て1時間ほどで終点の杖立に着いた。買ってあった切符を運転手さんに渡して下車。 降り立った杖立は温泉地だった。「杖立温泉」というキーワードは事前に見ていたものの、山深そうなので人里離れた秘湯系かな?と予想した。 実際のところは山と山を川が隔て、その両脇に旅館やホテルが立ち並ぶ、まさに理想の温泉街といった佇まい。 この日はさらにバスを乗り換える行程を組んでいたため、20分ほどしか滞在できず。スルーしてしまうには惜しい場所だったか。 杖立に到着した際に、日田バスの方と少し話をする機会があり、杖立線は景色の良い所を通る路線で、特に紅葉と桜のシーズンがオススメなのだそう。 今度はその時期を狙って、杖立の温泉街を目当てに、またこのバスで来ると凄くイイかも……一回乗っただけでオシマイにはさせない、並々ならぬリピート力を杖立線に感じた。 【バス路線の基本データ】 日田バス 杖立線(日田バスターミナル~杖立) ・跨ぐ県:大分県 → 熊本県 ・移動距離:約28km ・所要時間:59分 ・運賃:1050円 ・停留所の総数:41 ・熊本県内の区間距離:約350m ・熊本県内の停留所の数:1