「ライオンの隠れ家」予想だにしないラストに驚き…【長い散歩】【寅じいの七面鳥】【またね】
音みかんの「エンタメ」ワクドキWACTHING
ドラマ、映画、アニメ好き。「三度の飯より…」とは言い切れない食いしん坊・音みかんが個人の趣味に〝全フリ〟したチョイスで昔の名作から最新作までエンタメ作品を語ります。#エンタメQ ■本当の家族のよう…みっくんの部屋でゲームをして遊ぶ3人【写真】 20日に放送された金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS)、とうとう最終回を迎えてしまい早くもロスの声が聞こえてくる中、余韻さめやらぬうちに食いしん坊・筆者も毎週楽しみにしていたドラマの感動を振り返りたい。
<以下ネタバレあり。ご了承の上お読みください>
この物語は両親を亡くし茨城県の実家で2人暮らしをしていた小森洸人(ひろと、柳楽優弥)と自閉スペクトラム症の弟・美路人 (みちと・通称みっくん、坂東龍汰) の元に謎の少年・ライオン(佐藤大空)がやって来る所から始まった。〝凪〟のような生活に〝嵐〟を巻き起こすような存在のライオンに最初は戸惑いを見せるも、大切な存在に変わっていく様が丁寧に描かれた。 そんなライオンが洸人とみっくんの家出した姉・橘愛生(尾野真千子)の息子・愁人(しゅうと)で、DV癖のある父・祥吾(向井理)から逃れるために小森家に連れてこられていた事が判明。必死に匿うも見つかり、家に連れ戻され監禁されるなど壮絶な戦いの末、第10話でようやく祥吾が逮捕され穏やかな4人の生活が始まったのだった。そんな矢先、洸人が突然いなくなって…からの11話。 ずっと側にいた兄が何も言わずいなくなったことにパニックを起こしたみっくんが、愛生とライオンと一緒に近所を探しに行く。お馴染みの堤防にもいなくて「面倒くさいからいなくなりました? お兄ちゃん、僕が嫌いになりました?」と不安を吐露。それに対し、愛生は「洸人はあんたの事いっつも一番に考えてるから」と全力で否定した後で、「そういう時もある。今は一人になりたいんだよ」と諭した。 そんな皆が心配する洸人は東京にいた。「色々考え事をしていたらいつの間にか」中退した大学の門の前まで「長い散歩」をしていた。