セリーヌ、ディオール... 人気ハイブランド発、差がつく大人の「ダウン&パファージャケット」8選(後編)
2024年秋冬の最旬モードが詰まったハイブランドのダウンやパファージャケット。贅沢な素材使いやデザイン性の高さは、アウトドアブランドのそれとはまたひと味違った魅力に溢れていて、周りと差がつく一着になること間違いなしだ。 【写真】セリーヌ、ディオール…人気ハイブランドの「ダウン&パファージャケット」8選を全部見る
DIOR|Down Jacket
「ディオール オブリーク」をジャカードで全面にあしらったダブルジップ仕様の一着。フォルムそのものはクラシックなダウンジャケットだが、光の当たり方によって柄が立体的に浮かび上がり、シックにも、エッジのきいた雰囲気にも見える。中わたはホワイトグースダウン90%、フェザー10%。袖リブのテンションもしっかりしており、保温性は抜群。Tシャツ&デニムにサラッと羽織るだけでも、着こなしを格上げすること間違いなしだ。
CELINE|Down Jacket
セリーヌが定番で展開しているダウンジャケットをスリムなシルエットにアップデート。しっかりと詰まったダウンパックやスタンドカラーといった正統派なデザインながらも、着膨れして見えない絶妙なフィット。ブランドのアイコニックなトリオンフのモチーフをジャカードで表現し、カジュアル味の強いダウンをぐっと華やかに。フロントはプリントで施されたブランドネームのみとシンプルにすることで、ジャカードがより美しく映る。裾の両サイドにはドローコードが配され、絞って着用することも可能。ストッパーがメタル仕様なのもさりげなくラグジュアリー。
BALENCIAGA|DISPROPORTIONATE PUFFER
バレンシアガが作り出すプロダクトは独創的で、つい見惚れてしまう。このパファージャケットは2024年ウィンターコレクションのランウェイで、色もデザインも異彩を放っていたアイテムの一つ。ただ、見た目が重くなりがちな冬の着こなしはこれくらい鮮やかなカラーでデザイン性も強いほうが気分も上がる。ベンチコートのようにロング丈で垂直に落ちる超ビッグシルエットながら、服に着られている感じにならず、おしゃれに着こなせるのはさすがバレンシアガ。フロントボタンを開け、肩を落として着用するのがおすすめだ。
JIL SANDER+|Down Jacket
毎シーズンダウンジャケットが人気のジル サンダー+。今シーズンは定番の形と素材を更新し、機能性を維持しつつ、よりエレガントさを追求した。ダウンパックが見えないクリーンなデザインに、ボックスシルエットで日常着としての着やすさを重視。生地はリサイクルナイロン64%、シルク34%で、品のある自然な光沢を実現した。保温性も抜群で、グースダウン85%、グースフェザー15%をフードまでしっかり封入。裾にはブランドタグをさりげなく配し、ドローコードで絞って着ることも可能。高機能でありつつ、テックっぽさを感じさせないバランスが絶妙だ。