KANA-BOON 原点の大阪で語った新作「Origin」への思い
アルバムの聴きどころは?
──アルバムの聴きどころをぜひ教えてください。 谷口:パワー! バンドのパワーが上がってますね。バンド全体の音が、今までよりも強力なサウンドになってます。 小泉:パワーにこだわって、ドラムの重い感じを全曲違う感じで表現してみたので、それぞれの曲の違うパワー感を感じてもらえれば一番嬉しいなと。 古賀:“ギターロック”だっていうことを目覚めさせたい! 最近ミクスチャーとかEDMとかが多い中で、僕らはこういう音楽をやっているっていう意図を感じとってほしい。ギター単体としても、細かいところの音質とか重ねの音質とかにもこだわっているので、そういう所も聴いてもらえたらなと思います。YouTubeとかで終わらないで高音質で聴いてほしいな。 飯田:ギターロックをやってるバンド感。そういうのが好きですし、聴いてくれた学生らにコピーしたいなって思ってほしい。何かのきっかけになってほしい。ライブにも来てほしい。Twitterとかでリプライとかでもいいので、聴いてどう思ったか教えてほしいな。何を思ってくれるかが楽しみです。 ──「初回限定版」AとB、それぞれ面白い感じになっているとか。 谷口:まじめ版とふざけてる版(笑)Aは「KANA-BOONが人間をつくります。」というDISCがもう1枚入ってます。デビュー前に、人間のパーツをテーマに曲を書いて、すべて集めると人間として完成するっていうコンセプトで「5カ月連続シングルリリース」をやったときの楽曲たちです。それは僕らの一つの原点でもあるし、あの頃はこんなことやりたいっていうのを言葉にしたらすぐ行動してっていうすごくバンドらしい活動の仕方をしてたから、今回のOriginっていう言葉とも密接で。「KANA-BOONが人間をつくります。」を聞いて、「Origin」を聴くとまた感じが変わってくるし、あの頃の自分たちの楽曲を知ってもらうことで、またKANA-BOONを好きになってもらえると思う。そういう気持ちをこめて。Bの方はただただ面白いDVDが…… ──こいちゃんが活躍してるとか? 小泉:はい! 頑張りました(「こいずみのたたかい」という映像) 古賀:ミュージックビデオは全部見どころ(笑) 谷口:「結晶星」のアニメ映像を実写化したり、「盛者必衰の理、お断り」はパロディ。どれも面白い、絶対笑う。 全員 だから、AもBも買ってほしい(笑)