能登地震関連死 発災3カ月以内の死亡が約8割
北陸朝日放送
県は能登半島地震における災害関連死の中間まとめを発表しました。 発災から3カ月以内に死亡した人が全体の8割を占めることがわかりました。 能登半島地震による県内の関連死はこれまでに255人が認定されていて今後、市や町で認定される15人を合わせると270人となります。 このうち年代別では70代以上が239人と全体の9割を超えています。 また発災から死亡するまでの期間では全体の8割にあたる206人が3カ月以内に亡くなっていることがわかりました。 死因別では地震のショック、余震への恐怖による肉体的精神的負担や電気・水道が使えないことによる肉体的・精神的負担などが上位を占めています。 県では、被害が大きい奥能登は高齢化率が高いことや断水の解消までに約5カ月かかったことなどが要因ではないかとみています。