【ヤクルト】小川が2打席連続本塁打の巨人岡本との勝負を悔やむ「流れをもってこれなかった」
<ヤクルト3-4巨人>◇11日◇神宮 ヤクルト小川泰弘投手(33)が、巨人4番岡本和真内野手との勝負を悔やんだ。 初回は緩急をつけた投球で巨人打線を3者凡退に打ち取ったが、2回に先頭の岡本和にソロを許した。甘く入ったカットボールを捉えられ「厳しく攻めきれなかった」と痛感。4回1死一塁で再び岡本に打席が回ると、外角低めの直球を左中間スタンドに運ばれた。2打席連続となる7号2ランを浴び「ちょっと風に乗ったとこもあったと思いますけど」と悔しさが募った。その後秋広、小林と連打を許し、4回だけで3点を与えた。 警戒していた1発攻勢。ストライク先行で打たせて取る投球を心掛けたが、貫けなかった。5回4失点で今季初黒星を喫し「悪くはなかったんですけど、やっぱり1発で点が入った。流れを持ってこれなかったんで反省ですね」と振り返った。高津監督は「体も重そうだったし球にもキレはなかった」と話すも、ベテランへの信頼は変わらず。「(次も中6日での登板について)一応予定通りにはしています」と話した。