バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル

不調が続くディエゴ・シュワルツマン[写真/ゲッティイメージズ]

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500）は16日、シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち上がった世界ランク142位のD・シュワルツマン（アルゼンチン）は同59位のD・ラヨビッチ（セルビア）に1-6, 2-6のストレートで敗れ初戦敗退。今シーズンはツアー本戦6戦6敗となり白星が遠い状況となっている。 【ナダル、ルブレフらバルセロナOP組合せ】 31歳のシュワルツマンはこれまでシングルスツアーで4度タイトルを掲げ2020年10月にはキャリアハイとなる世界ランク8位を記録。しかし、昨年から不調に陥っており、ツアー予選では勝利しているものの本戦でのマッチ勝利は昨年10月の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス（日本/東京、ハード、ATP500）1回戦以来 約6ヵ月挙げられていない。 そして今大会には予選から出場すると2試合を勝ち抜き本戦入りし、1回戦ではラヨビッチと対戦した。この日、開始から5ゲーム連取を許したシュワルツマンは1度もブレークバックのチャンスを掴めず、第1セットを先取される。 続く第2セット、第1ゲームでいきなりブレークを許したシュワルツマンは直後の第2ゲームでブレークバックのチャンスを2度掴むも活かせず。第3ゲームで2度目のブレークを許し、わずか1時間6分で力尽きた。 勝利したラヨビッチは2回戦で第6シードのU・アンベール（フランス）と対戦する。今大会のシード勢は1回戦免除のためアンベールはこの試合が初戦となる。