8日（日）東日本中心に大気不安定 急な雷雨に注意 東海以西は”猛烈残暑”続く
きょう8日（日）は秋雨前線や湿った空気の影響で、東日本を中心に大気の状態が不安定となる。東日本や東北は午前中から、西日本でも午後はあちらこちらで雨や雷雨がある見込みだ。晴れていても、天気の急変に注意が必要だ。 また最高気温は西日本や東海で35℃以上の猛暑日が続く予想で、引き続き熱中症に注意・警戒が必要となる。
不安定エリア拡大 急な雷雨に注意
秋雨前線が東北南部から東日本をゆっくりと南下し停滞する見込みだ。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となる。きょうは朝から晴れるところが多いものの、午後は東日本中心に発雷確率が高く、あちらこちらで雷雲が発生するおそれがある。局地的には一気に道路が冠水するような激しい降り方になるところもありそうだ。突然の雨や落雷、突風などに注意してほしい。北海道は上空の寒気の影響もあって、午後は道北中心に大気不安定となる。竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうなどに注意が必要だ。
9月なのに猛暑おさまらず
予想最高気温は全国的に平年より4~5℃くらい高く、真夏を思わせる暑さが続く。特に西日本や東海の主要都市は軒並み猛暑日（35℃以上）予想だ。東京都心は33℃できのうと同じくらいだが、湿度がアップするため、不快な蒸し暑さとなりそう。札幌はきのうより3℃高い30℃で、9日ぶりの真夏日が予想される。スポーツや行楽の秋だが、屋外での活動は無理をせず、こまめな休憩と水分補給を心がけてほしい。
＜予想最高気温＞ 37℃：久留米（福岡）・日田（大分）・佐賀・熊本・人吉（熊本） 36℃：奈良・山口 35℃：名古屋・岐阜・京都・大阪・広島・鹿児島など （気象予報士・小野裕子）
