【土日の天気】二十四節気の白露過ぎても猛烈残暑 局地的な激しい雷雨にも注意
きょう7日(土)は二十四節気の白露(はくろ)で、秋の気配が近づき始めるころとされている。ただ、きょう7日(土)は関東内陸から九州を中心に、あす8日(日)は東海から九州を中心に35℃以上の猛暑日が続出する予想だ。気象庁からは長期間の高温に関する情報も発表されており、まだまだ油断せず熱中症に気を付けて過ごした方がいいだろう。
最高気温は関東の内陸から九州にかけてを中心に、35℃以上の猛暑日が続出する予想だ。熊本・京都・埼玉県熊谷市などは36℃まで気温が上がる見通し。湿度もやや高いため、真夏に逆戻りしたような体感となりそうだ。 また、関東北部はこちらも真夏のように、内陸や山沿いで夕立の可能性がある。山や川のレジャーなどは空模様の変化に注意したい。
あすにわか雨エリア拡大 激しい雷雨も
あす8日(日)も秋雨前線の影響で、北陸や東北南部は雨が降りやすい見通し。また、前線が少しずつ南下するため、あす8日(日)は関東から中国・四国付近にかけても雲が増え、にわか雨の可能性がある。局地的には雷を伴って、激しく降るおそれがある。
雲が増えるため前日より猛暑日エリアは縮小するものの、それでも東海から九州にかけてはまだ35℃を超える所がある予想。大分県日田市は37℃の見通しで、国内最多の猛暑日日数を更新中の福岡県太宰府市は36℃と、さらに記録を更新する見込みだ。
10月初旬にかけて厳しい残暑続く予想
気象庁はきのう6日(金)、北陸・関東甲信・東海・近畿・中国・四国・九州北部(山口県を含む)・九州南部で、今後1か月程度は気温の高い状態が続くとして長期間の高温に関する情報を発表した。 きょう7日(土)は二十四節気の白露(はくろ)で、秋の気配が近づき始めるころとされているが、西日本や東日本を中心に10月初めにかけても厳しい残暑が続く見通し。まだまだ油断せず、こまめな水分補給など熱中症対策が必要だ。また、気象庁は農作物や家畜の管理などにも十分注意するように呼び掛けている。 (気象予報士・鈴木悠)