「家庭の待機電力」の割合は「約5%」と言われますが本当でしょうか? 「コンセントを頻繁に抜き差し」しても、電気代が「1%」も下がりません。
待機電力を減らすための方法
待機電力を減らす工夫として、以下の3つがあげられます。 ●リモコンではなく主電源を切るように心がける ●長時間使わない家電製品のコンセントを抜く ●電源タップを活用する 主電源を切れば、待機電力をおさえられます。もし主電源が切れない家電製品であれば、省エネモードなどを使用するだけでも一定の効果を得られる可能性があります。 エアコンなど特定の時期だけに使う家電製品は、シーズンオフの間、コンセントを抜いておくと待機電力の消費をおさえられるといわれています。ただし、長時間稼働させていない家電製品のコンセントを差してすぐに電源を入れると、故障の原因につながる可能性があるため注意しましょう。 コンセントの抜き差しが面倒だと感じる場合は、電源タップの利用も検討してみましょう。使用する電源をタップすれば、目的の家電製品だけスイッチが入るため、待機電力をおさえられる可能性があります。
家庭における待機電力は5%程度! 待機電力を減らすと年間約7130円の電気代節約につながる可能性がある
一般家庭で年間に消費する待機電力の量を電気代に換算すると、7130円ほどといわれています。待機電力の使用をおさえることで、電気代の節約につながる可能性はありますが、家電製品の中には常時スタンバイが必要なものもあり、すべてを減らせるわけではありません。また、頻繁にコンセントを抜き差しすることで、故障につながる家電製品もあるようです。 待機電力をおさえるために、主電源をまめに切る、長期間使わない家電製品があればコンセントを抜いておく、などの対策を行いましょう。 出典 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部