“新紙幣”発行初日 各地で前日からお祭り騒ぎ 対応追われる企業は苦渋の決断も「キャッシュレス決済のみの券売機導入」
新紙幣対応なかなか進まず
実際にどれくらい新紙幣対応が普及しているのか。 日本自動販売システム機械工業会によると、飲食の自動販売機は2~3割、飲食店などの自動精算機・券売機で5割程度、金融機関のATMは9割以上、電車など切符の券売機・レジは8~9割だといいます。 ――導入にはどのくらいの時間を要するのでしょうか? 第一生命経済研究所 首席エコノミスト 永濱 利廣氏: 金融機関のATMなどは大体数カ月で完了すると思うのですが、やはり自販機なんかですと、1~2年くらい導入までにはかかると思います。 若狭勝弁護士: 本当に不便だと思いますし、少なくとも、もう少し前からお役所は補助金を出して、きちんと導入が確保されるという見通しの元で、新紙幣を発行するというくらいの手続き的準備が必要だと私は思いますね。 (『めざまし8』 2024年7月3日放送より)
めざまし8