超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング29位。昨季よりも悪い…。屈辱的な1年でファンは落胆
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
29位:サガン鳥栖 本拠地:駅前不動産スタジアム(20,805人収容) 平均入場者数:9,800人 平均収容率:47.1% J2降格が決まったサガン鳥栖は、今季のスタジアム収容率が47.1%だった。 平均入場者数は昨季の10,231人に対し、今季は9,800人と10,000人超えはならず。収容率も昨季の49.2%からダウンする格好となり、チームの成績も相まって屈辱的な1年になったと言わざるを得ないだろう。 とくに今季は前半戦の集客が厳しかった。約20,000人収容可能な駅前不動産スタジアムにおいて、同期間中に10,000人以上の観客数を記録したのは第11節の東京ヴェルディ戦(13,076人)のみ。これもGW期間中の5月3日に開催された影響が大きく、通常の土日開催では6,000人台に留まることが多かった。 それでも後半戦は、アビスパ福岡との九州ダービーで17,563人(収容率84.4%)の観客数を記録。また、夏休み期間中に行われたサンフレッチェ広島戦、浦和レッズ戦、湘南ベルマーレ戦と3試合連続で10,000人を超えるなど、安定した集客を見せた。残留争いに巻き込まれていたことも、ある意味注目度としては高かったのかもしれない。 しかし、10,000人以上が集まった駅スタで今季勝利をあげたのは、最終節のジュビロ磐田戦(14,243人)のみ。言うまでもないが、サポーターにとっては我慢が続く1年だったはずだ。
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