【武雄競輪(モーニング)FⅡ】吉村早耶香は捲り圧勝にも満足しない「時間があるからセッティングを煮詰めてみようかな」
<17日・武雄競輪・初日> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 ガールズ予選1の6Rは、このレースで最上位得点の吉村早耶香が2角5番手捲りで1着。番手で追いすがる高尾貴美歌をゴール前で突き放し、きっちりとファンの支持に応えた。 先行マニアの刈込奈那がいつものように主導権。吉村は初手の3番手から5番手まで下がったが、終2角からたまっていた脚を存分に爆発させた。「今回から大幅にセッティングを変えたけど、もう少し切れ味が欲しかった。でも自分の力がつけばこれが合うと思う」。現状ではセッティングの良さを完全に引き出せていないが、このまま残り2日間を過ごすのはもったいない。「モーニングで時間があるから、セッティングを煮詰めてみようかな」。余った時間を有効活用し、今の自分とベストマッチする調整を探る。 ▼6R(刈込奈那)同型不在でマイペース逃げが可能。武雄の長い直線を根性でこらえて5―3=246。 ▼10R(岡田啓渡)再び目標にする多田晃紀が、中部ラインを巻き込んでの先行なら連勝も見えてくる。3―2=145。