バッテリー賞初受賞のソフトバンク・有原「全て甲斐拓也選手のおかげ」と感謝 不振時に何度も怒られた
スポーツニッポン新聞社が制定する「2024年度 プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式が25日、都内のホテルで行われた。 セ・リーグは巨人の菅野智之投手(35)―小林誠司捕手(35)、パ・リーグはソフトバンクの有原航平投手(32)―甲斐拓也捕手(32)が受賞。それぞれ賞金100万円などが贈られた。 ソフトバンクは32歳の同学年コンビ。有原は初、甲斐は4年ぶり2度目の受賞となった。 今季を振り返り、有原は「ずっと(甲斐に)引っ張ってもらっていた。春のキャンプから“バッテリー賞を獲りたいな”と言っていた。2人で獲れて本当にうれしい」と笑顔。 DeNA・東の「(山本)祐大のおかげ」を意識してか「全て甲斐拓也選手のおかげかなと思う」と愛妻に感謝した。 右腕は夏場に勝てない時期が続いた。甲斐は「何回も怒りました」と当時のエピソードを披露。「今日はちゃんと投げよう!」などと言い続けたといい、「お互いに話をした。(当時の)負けは悔しかったけど、無駄ではなかった」と振り返った。