ペロブスカイトとタンデム型開発も…三菱HCキャピタルが資本業務提携、PXPの「フレキシブル太陽電池」の特徴
三菱HCキャピタルは4日、フレキシブル太陽電池の開発を手がけるPXP(神奈川県相模原市)と資本業務提携したと発表した。出資額は非開示。PXPのフレキシブル太陽電池を活用した新たなビジネスモデルの構築を目指す。 PXPは変換効率や耐候性が優れたフレキシブル太陽電池を独自開発している。シリコン系太陽電池よりも柔軟性や軽量性が優れているのが特徴。 ペロブスカイト太陽電池を組み合わせることで、太陽光エネルギーをより大きな電気に変換できるタンデム型太陽電池の研究にも取り組んでいる。 PXPへの出資は、三菱HCキャピタルが2023年にスタートアップ向けに立ち上げた「イノベーション投資ファンド」を活用する。 三菱HCキャピタルはペロブスカイト太陽電池を開発するエネコートテクノロジーズ(京都府久御山町)とも資本業務提携しており、太陽電池の新技術を活用した新たなビジネスモデルの構築を急いでいる。