60歳ファッションブロガー金子敦子。私が「ダイエットマシーン」扱いしている街にあるものとは…「この先には元気な未来が待っている!」と自分に言い聞かせて
◆苦手なことは極力なくす 一番苦手だと思っていたおしゃれを50代で克服しました。いろんな人の着こなしを見て、あらゆるアイテムを試し、自撮りをブログに載せてまわりの人のアドバイスを受け、試行錯誤しながら、どんどん楽しめるように。 きっと苦手なことが少ないほうが、人生を楽しめるんじゃないかなと思います。 今も苦手なことはいっぱいありますが、特に感じているのは「話すこと」。主語なしで話しだしたり、内容が矛盾していたり、ふさわしい言葉が見つからなかったり。言いたいことが思うように伝えられなくてモヤモヤ……。 今年から音声コンテンツを聴取できるオンラインサービス「Voicy (ボイシー)」で発信を始めて、自分の話を客観的に聞くようになりました。耳ざわりな接続詞やありきたりな修飾語がいっぱいで、冷や汗が出ます。
話すコツを知りたくて、Voicy代表、緒方憲太郎さんの著書『新時代の話すカ』を読んでみました。これは自分らしく話して、だれからも好かれる方法がわかりやすく書かれた一冊で、話す力は人生を切り開く大事な力だと気づきました。話すことが苦手な方に、まず読んでほしいです。 話し方を変えて、仕事をスムーズに進めたい方には「伝え方」研究家のはるゆきさんの著書『ものごとが好転する「伝え方」のすべて』がおすすめ。「最高ですね」「知りませんでした」など、ほめ言葉の「さしすせそ」やネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換する方法などを知ることができます。 SNS で発信するときは、どんな言葉でも国語辞典でひいて、意味を確かめるようにしています。よりぴったりくる言葉が見つかったり、「美しい」と「きれい」など、似た言葉の違いがわかることも。本の助けを借りながら、話し方を変えて、「また話をしてみたい」と思われる人になりたいです。 ほかに克服したいのが英会話。いつか自転車でヨーロッパのサイクリングロード「ユーロヴェロ」を走るために、勉強したいと考えているところです。 ※本稿は、『今日より明日がもっと楽しい ヤッホー! 60歳』(著:金子敦子/扶桑社)の一部を再編集したものです。 (撮影=山田耕司)
金子敦子
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