11日夕方、横浜市内の住宅に侵入し金品を盗もうとしたとして、県警は58歳の男を逮捕しました。男を捕まえたのは、当時家の中にいた中学生の兄弟でした。 窃盗未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、住居不定、無職の廣井敏夫容疑者です。 県警によりますと、廣井容疑者は、11日午後4時頃、横浜市磯子区の住宅に侵入し、金品を盗もうとした疑いが持たれています。 廣井容疑者は、施錠されていない1階の玄関から侵入。 当時、家の中には中学1年生と3年生の兄弟がいて、2階のリビングでテレビを見ていました。 兄弟は当初、母親が帰ってきたと思っていましたが、声が聞こえないことを不審に思い、長男が玄関を見に行ったところ、物色している廣井容疑者を発見。 「誰だお前」と言うと廣井容疑者は外へ逃走したため、追いかけておよそ80メール先で兄弟で挟み撃ちに。 次男が服をつかみ、長男が仰向けにして押さえつけて捕まえたということです。 調べに対し、廣井容疑者は容疑を認めています。 県警は余罪も含め調べを進めています。