エンゼルスが菅野智之に興味と米記者報じる 「黒田の面影を見ることができる」とメジャー通算79勝の黒田博樹と比較
MLBネットワークのジョン・モロシ記者が19日(日本時間20日)までに米大リーグ、エンゼルスが、巨人から海外フリーエージェント(FA)権を行使した菅野智之投手(35)に興味を示していると報じた。 モロシ記者はMLBネットワークの番組内で「菅野を注視している球団の一つがエンゼルス。30台半ばで日本からメジャー移籍した黒田博樹はドジャースとヤンキースの偉大なベテラン投手だった。菅野には黒田の面影を見ることができる」と語り、32歳で広島からドジャースに移籍し、12年からプレーしたヤンキースを含めメジャー通算79勝を挙げた右腕と比較した。また、2017年の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝、米国戦で好投したことも紹介された。 また、米メディア「トレードルーマーズ」は「多くの点で菅野はエンゼルスのターゲットとして理にかなっている」とし、先発陣の補強を必要とする点、モレノオーナーが先発投手との長期契約を避ける傾向にある点を理由に挙げた。35歳の菅野が長期契約を結ぶ可能性は低いとし、エンゼルスは1年か2年契約で菅野に魅力的なオファーを出すのに十分な資金枠を持っていると伝えた。 菅野は今季24試合に登板し、15勝3敗、防御率1・67の成績。NPB通算では136勝74敗、防御率2・43の成績を残している。