2100年の未来の天気予報 鈴木智恵 気象予報士が小学校で出前授業 地球温暖化 対策を取らないとどうなるの?私たちにできることは…
テレビ信州
上伊那郡・箕輪町の小学校では28日、地球温暖化に関する出前授業が行われました。講師を務めたのは、気象予報士の鈴木智恵さん。児童たちは、二酸化炭素を減らすにはどうしたらいいか真剣に考えました。 鈴木智恵 気象予報士 「2100年の未来の天気予報を見ていきましょう。2100年の夏です。伊那で41.3度」 未来の天気予報を解説する気象予報士の鈴木智恵さん。 28日、箕輪町の「箕輪中部小学校」で行われた、地球温暖化に関する出前授業です。総合学習でSDGsについて学ぶ6年生29人が真剣な表情で聞いていました。 智恵さんが取り出したのは、身近なものが描かれたサイコロ。 鈴木智恵 気象予報士 「お風呂入っていますよね。お風呂入っているときはどこでエネルギーを使っているか分かる人?」 児童 「冷めたお湯を温めるところ」 鈴木智恵 気象予報士 「追い炊き、よくわかったね」 身の回りにどんなエネルギーが使われているか、どの時間帯によく利用されているか考えました。 智恵さんは今後、対策を取らずにいるとリンゴが変色したり、紅葉の時期が遅れたりするなどの影響が出るとして、二酸化炭素を出さない取り組みを進めることや、地球温暖化に備えることの大切さを伝えました。 児童は 「地球はこのままにしておくとダメになるということが分かったので今からでもしっかり取り組みをしていきたいと思いました」 児童は 「今後寒くなってきて暖房を使うと思うのでエアコンの温度を1度下げたりとか節約をしっかりしたい」 児童は 「エコバックを使ったりとか身近でできることをたくさんやりたいと思いました」