同僚殺害で男2人起訴、東京地検 殺人と監禁の罪、板橋の自殺偽装
東京都内の踏切で昨年12月に起きた自殺偽装殺人事件で、東京地検は27日、同僚男性を殺害したなどとして、殺人と監禁の罪で、塗装工事会社「エムエー建装」(東京都小平市)社員の島畑明仁容疑者(34)と野崎俊太容疑者(39)を起訴した。ともに両容疑で逮捕された代表取締役佐々木学容疑者(39)と社員の岩出篤哉容疑者(30)は監禁罪のみで起訴した。 起訴状によると、4人は共謀し昨年12月2~3日、同社社員だった高野修さん=当時(56)=を東京都板橋区内で車に乗せて監禁。島畑、野崎両被告は、同区の東武東上線の踏切まで連行して踏切内にとどまらせ、走行してきた列車と衝突させ殺害したとしている。