東京海上日動の情報漏洩問題、連絡先不明な顧客がいる保険代理店を新たに11社公表
損害保険大手4社による一連の情報漏えい問題で、東京海上日動火災保険は10月11日、漏えいが判明した自動車ディーラーを含む保険代理店のうち、連絡先の分からない顧客がいる代理店が新たに11社確認されたと発表した。前回公表(10月1日)では66社だったが、合計で77社になった。 損保大手4社(東京海上日動、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険)の一連の情報漏えい件数は、合計約250万件(8月末時点)に上っている。情報漏えいは主に代理店からと、損保の出向者によるものと2種類ある。ディーラー代理店による情報漏えいは、東京海上日動で約86万件あり、今回公表されたものはその一部になる。